ARTIDA OUD

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Journal

KEIKO HUDSON in ARTIDA OUD launch party

Interview

KEIKO HUDSON in ARTIDA OUD launch party

2018年4月10日――ARTIDA OUDオープンを記念しローンチパーティーを開催した。

展示スペースは、ARTIDA OUDが女性クリエイターにフォーカスをあてた連載「Journal」にも登場したプロップ・アーティストのケイコ・ハドソンがプロデュース。どんな想いで内装を手掛けたのか、話を聞いた。

「ジュエリーはふだんから大好きなファッションアイテムなので、お話をいただけて嬉しかったです。経験上、華奢なアイテムは単体だと表現に限界があると分かっていたのですが、制作チームのみなさまとお話をするうちに気づきがあって。ARTIDA OUDをいままでになかったECサイトのみという業態で立ち上げ、いろいろと試行錯誤しながらブランドを確立していった想いを受け取ると、私もこれまでとは違うアプローチや挑戦をしようという気持ちが強くなりました」。









360度、どこを切り取っても楽しめる構図で設計されている什器に細かなこだわりを感じる。
「約2ヶ月間打ち合わせを重ね、作り手の想いや世界観を伺っていたので、それをうまく展示にも込めたいと思って臨みました。まずは空間をすっきり見せるため什器の数を絞りたく、10種類あるデザインカテゴリをおおまかに4つのテーマに振り分ける作業から始めました。イメージ画や言葉が記された資料からインスピレーションを受け、それを私なりに理解して表現した結果が“月と惑星“、”砂漠“、”お花“、”フルーツ“という4つのテーマです」。







Desert






Eden





Moon







Jardin

お気に入りのポイントは、空間全体を大きく使った点。
「什器上にとどまらずフロアにセロファンを引くなどして、大人の遊び心を盛り込みました」。 

海のように青いセロファンが敷かれたフォトブースでは、ARTIDA OUDがテーマに掲げる地中海からユーラシア大陸への旅を表現。

「ブランドのInstagramでも掲載されているシルビア・コンデさんの写真がARTIDA OUDの世界観を象徴していると思ったので、それをパネルにし、彼女の作品のなかを幻想的に旅するイメージで作りました」。



ベルリンのイラストレータ、シンシア・キトラーによるイラストを載せたパッケージも展示。ギフトにもぴったりなラッピングは、開封するとほのかな香りが立ち上がる。カラフルなシャンタンの巾着に包まれて、ジュエリーと一緒に幸福も届く。





日本ではまだほとんど見られない、イタリア産の本格オーガニック パフュームもお披露目。敢えて規格が厳しいオーガニック認証香水を採用している。

「ウッディーな香りが広がるイメージを切り取ったようなディスプレイにしました」とケイコ・ハドソンが語るよう、心地よいと感じる香りが鼻をくすぐる。“La Terra”―やわらかな風そよぐ恵みの大地。みずみずしい草花の織り成す神秘的で優雅な香り。ブランド名にもなっている「oud(ウード)=沈香」をイメージした、ウッディーで大地を思わせる芳香だ。
この日のプチギフトとして、来場いただいた方へミニボトルをプレゼント。



「ジュエリーって、やっぱり観ているだけで心が元気になりますね。新作を見て、また欲しいものができました(笑)。手持ちのピアスの見え方を変えるカスタマイズアイテムが特に気に入っていて、ほかには月と赤い星が一緒になったAutumnシーズン発売のリング、ヘビをモチーフにした"viper"シリーズのリング、あとチョーカーも気になります。

最初の打ち合わせで10種類近くのデザインテーマがあると聞き種類の多さに驚きましたが、お話しを伺っていくとどれも想いがあって産まれた商品なのだと伝わってきました。そしてリーズナブルな価格設定なのにとても上品でしっかり作られていて、ブランドのこだわりを強く感じたんです。ふだん使いできて、単体でももちろん素敵ですが、組み合わせ方次第でファッション性が高まるジュエリーという面白さを提案しているところが魅力的ですよね。女性たちに、よりクリエイティブでオリジナリティあるファッションを楽しむ方法をみせているようで素敵だと思います」。



お越しいただいた約400名の方がそれぞれの感じ方で、思わず写真に収めて記憶しておきたくなるシーンにあふれた空間。それを作ったのは、ケイコ・ハドソンがひとりの女性として、プロップ・アーティストとして、ARTIDA OUDのジュエリーに「愉しい」と「好き」を惜しみなく盛り込んでいたからだ。新進気鋭のアーティストとの、スペシャルなコラボレーションに酔いしれた一夜は大盛況で幕を閉じた。




PROFILE

KEIKO HUDSON




プロップ・スタイリスト、アーティスト。ファッション、コスメティックス、フードに特化したスティルライフビジュアル制作のディレクション、セットデザイン、プロップ・スタイリングを行う。広告や雑誌のほか、企業等のソーシャルメディア向けビジュアルのディレクションおよびスタイリングを手がける。日常生活にありふれたプロップス(小道具)を用い、モノとモノの組み合わせ方や配置のバランス構成に独自の感覚で変化を持たせることで、ほかにはない非日常的な世界観を作り上げている。
https://www.instagram.com/tablebykeikohudson/



PHOTOGRAPHER/SOSUKE SHIMIZU

EDIT/RIDE MEDIA&DESIGN TEXT/HANAKO FUJITA





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