出会いの記憶を刻んで。
― ARTIDA OUDスタッフ、森山のブライダルストーリー
─── 金木犀の香りがふと漂う季節になると、思い出す景色。
初めて出会ったカフェ。
交わした言葉。
そして、まだ知らなかった未来。
人生には、時を経ても色褪せることなく心に残り続ける瞬間があります。
日々、お客様のリング選びに寄り添ってきたARTIDA OUDスタッフの森山。
彼女自身もまた、その大切な記憶と未来への想いを込めて、人生の節目にARTIDA OUDのブライダルリングを選びました。
今回選んだリングには、二人らしい価値観と、これから重ねていく時間への願いが込められています。
出会いは、金木犀が香る季節のカフェで
お二人が初めて出会ったのは、当時それぞれの家の近くにあったカフェ。
交際を重ねるなかで、ともに過ごす時間は次第にかけがえのないものになっていったといいます。
「長く交際を重ねる中で、一緒に過ごす時間がより心地良いものとなり、仕事も落ち着き将来について考えられるタイミングになったことから、自然な流れで結婚を決めました。」
お互いの好きなところや尊敬しているところについて尋ねると、自然とこぼれたのは相手の笑顔についての言葉でした。
彼は「何事にも一途で、好きなことへの情熱を持っているところ。笑顔が素敵で、くだらないノリやジョークで一緒に笑える関係性であることも、居心地が良いなと思っています。」と語ります。
そして彼女もまた、「高い向上心をもって仕事に取り組んでいるところと、家族や友人を大切にし、芯があって責任感が強いところを尊敬しています。また、彼の顔を思い浮かべると真っ先に笑顔が浮かぶほど、笑顔がよく似合うところが好きです。」と微笑みながら話してくれました。
互いを尊重しながら、自然体でいられる関係。その空気感は、選んだリングにも表れていました。
大切にしたのは「自分たちらしさ」
これまで数多くのお客様のブライダルリング選びに立ち会ってきた彼女。
だからこそ、リング選びにおいて大切にしたのは「自分たちらしさ」でした。
「ブライダルリングは単なるジュエリーではなく、お二人の想いや人生を形にするものだと思っています。だからこそ、自分自身も以前から憧れがありました。」
さまざまなブランドを検討したうえで、最終的に選んだのはARTIDA OUD。
その理由について、彼女はこう話します。
「自然体な自分たちらしさを最も感じたのがARTIDA OUDでした。ブランドの考え方やデザインに込められた想い、アフターサービスへの安心感も知っていたからこそ、迷いなく選ぶことができました。」
決め手となったのは、結婚という瞬間だけではなく、その先の人生まで見据えられること。
「これから迎えるさまざまな人生の節目に、その時々の思い出とともにリングを重ねていきたい、という想いもありました。 “saphed”シリーズは何本も重ねることを前提にデザインされているのですが、結婚という節目だけでなく、その先の自分たちの歴史をリングという形に残したいと思えたことも決め手のひとつでした。実は他のブランドもいくつか見たのですが、ブライダルリングを選ぶその瞬間だけでなく、その先の人生や重ねづけまで含めて提案してくれるブランドはあまりなかったんです。思い出を重ねながら、自分たちらしい楽しみ方ができることにも惹かれました。」
一方で彼もまた、その選択を自然に受け止めていたといいます。
「普段から彼女の仕事に対する姿勢を見ていたので、僕自身もARTIDA OUDには素敵なブランドという印象を持っていました。さまざまな選択肢を比較したうえで、それでもARTIDA OUDを選びたいと聞いたときも、彼女らしい選択だと感じました。自分が本当に良いと思えるものを大切にする人なので、その決断もごく自然に受け止めることができました。」
お互いを尊重する、根底にある価値観
リング選びで大切にしたのは、「お揃い」であることよりも、「自分たちらしさ」
彼女がマリッジリングに選んだのは、“golden”の名を持つ、光を美しく映すハイポリッシュのリング。
「キラキラとした幸福感を大切にしたかったので、“golden=素晴らしく幸福な” という意味を持つ、光をしっかりと映すハイポリッシュのデザインに惹かれました。また、私は普段から両手にリングを沢山着けることが多いので、他のジュエリーとの馴染みやすさと、程よい存在感のバランスも大切にしました。彼が選んだ“大地=terra”を象徴するダルポリッシュの質感のリングと並べると、選んだデザインはまったく異なりますが、手仕事ならではの「一点ごとに異なる、わずかな揺らぎや表情の唯一無二の質感」といった共通点があったことも、選んだ理由のひとつです。」
一方、彼が選んだのは、“大地”を意味する“terra”のダルポリッシュリング。有機的で動きのあるテクスチャーと、静かに手になじむ落ち着いた質感。
「実際にリングを見たときは、想像以上に種類があって悩みました。いくつか試着をしながら気に入ったものを選び、デザインに込められた意味を教えてもらいつつ、彼女が選びたいと言っていたリングとの相性を考えながら、最終的に決めました。
普段はシルバーのリングを選ぶことが多いのですが、今回は彼女のリングとデザインは異なりながらも、どこかペア感のあるものがいいなと思い、ゴールドを選びました。最初は少し新鮮でしたが、実際につけてみると肌になじみ、とても気に入っています。
また、結婚を決めてから最初に取り組んだ結婚準備がこのリング選びだったので、『いよいよ結婚するんだな』という実感が一気に湧いたことも印象に残っています。」
デザインは対照的でありながら、どちらも職人の手仕事による一点ごとに異なるわずかな揺らぎや、表情の唯一無二の質感といった表情を持っています。
「私たちは、それぞれが自分の気持ちや好みを大切にしながら、話し合い、すり合わせていくことを大切にしています。リングも最初からお揃いにしようとはせず、それぞれが本当に気に入ったものを選びました。光を反射するようなきらめきと、手になじむ落ち着いた質感。対照的なデザインの二本でありながら、「煌めき」と「静けさ」がお互いを補い合うような組み合わせになりました。ただ、どちらも手仕事ならではの唯一無二の表情を持っているところは共通しています。好みは違っても、根底にある価値観はどこか似ていて、お互いを尊重しながら少しずつ形にしていく。その関係性が、このリングにも表れている気がします。」
リングに刻んだ、出会いの記憶
二人のリングの内側には、それぞれ特別な言葉が刻まれています。
『in osm.』 『Angelina』
それは、二人が出会った記憶を刻んだ刻印。
金木犀が香る季節。
そして、初めて出会った場所であるカフェアンジェリーナ。
「私たちには記念日を盛大に祝う習慣がないので、日付ではなく、二人にとって大切な思い出を刻みました。」
出会いからもうすぐ6年。
今でも時折、当時の思い出話をするそうです。
「今でもその場所や香りに触れると、当時の高揚感がふっと蘇ります。この先も、このリングに刻んだ刻印を見るたびに、出会った頃の気持ちも思い出しながら、二人でたくさんの思い出を重ねていけたらと思っています。そして、これから迎えるさまざまな節目のタイミングで、その時々の思い出とともにリングも重ねていけたら嬉しいです。」
メッセージ
ー ブライダルリングを探している方へメッセージをお願いします。
「ブライダルリングは、お二人のこれまでとこれからを繋ぐ、特別な存在だと思います。
毎日身に着けるものだからこそ、流行や周りの意見にとらわれず、「これが自分たちらしい」と心から思えるものを選ぶことが大切だと感じています。たくさん悩む時間も含めてかけがえのない思い出になるので、ぜひお二人らしい一本に出会っていただけたら嬉しいです。」
金木犀の香りに包まれた出会いの日。
その記憶を刻んだリングは、これから訪れるさまざまな季節を、二人とともに歩んでいきます。
喜びの日も、何気ない日常も。
重ねるのはリングだけではなく、二人で紡ぐ時間そのもの。
ふと手元に目を落としたとき、出会った頃の気持ちがそっと蘇るように。
─── 二人のリングが、これからも静かに、その歩みに寄り添い続けますように。

