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インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」中間報告

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インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」中間報告

ARTIDA OUDは2019年より”I am” Donationを始動し、本当にたくさんの方々にご賛同いただきました。
心より感謝申しあげます。
2021年7月には寄付金総額900万円にて、インド・ビハール州における「子どもたちの教育環境改善プログラム」を立ち上げ、6つの幼稚園教室建設、幼稚園教師の技能向上、および保護者向けの意識啓発を通じて、子どもたちの早期教育環境の改善を目指してまいりました。
この度、国際NGOプラン・インターナショナルさまより、中間報告書をいただきましたので、皆さまへ報告させていただきます。

※以下、国際NGOプラン・インターナショナルによる「オーダーメイド・プロジェクト インドにおける幼稚園支援プロジェクト 中間報告書」より抜粋


■プロジェクト概要




■経過
プロジェクトは2021年7月に開始し、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受けながらも2021年12月現在まで、大幅な遅れはなく進捗しています。

現状調査

2021年7月~9月
・本プロジェクトについて説明会を、まず地区行政のコミュニティ開発担当向けに、次に幼稚園職員、幼い子ども持つ母親や妊婦を含めたコミュニティの人々に対して行った。行政およびコミュニティはプロジェクトが開始されることを歓迎し、協力を約束した。
・対象地域の幼稚園の現状を個別に調査。いずれも劣悪な状態であり、何が具体的に必要かを確認した。
・この調査結果を行政と共有し、プロジェクト実施に必要な公式認可を得た。


幼稚園教室の建設
2021年9月~12月
・土木技師が6ヵ所の幼稚園教室のそれぞれの建設・改修ニーズを調べ、設計図、建設資材リスト・予算を作成。これに基づき資材を発注した。
・12月に、6ヵ所の幼稚園へ図書コーナー用の棚、子どもが座るためのマット、絵本、知育玩具、ホワイトボードなどを支給。




対象の幼稚園に支給された絵本、知育玩具、ホワイトボード、棚、マット等の図書コーナーのセット



幼稚園教師への教授法研修
2021年7月~12月
・子どもの言語・認知力、コミュニケーションスキル、情緒・心理的健康、社会的能力、身体的健康・発育の5つを軸に、子どもの発達を把握するためのチェックリストを開発。教師はこのチェックリストをもとに子どもの適切な観察を行う。
・プランの早期教育専門スタッフが幼稚園で実践できる様々なゲームを通じた学習を指導。
・幼稚園教師を対象に2日間の教授法の集合研修を11月に予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で1月に延期することにした。


ゲームをしながら楽しく学習する子どもたち


早期教育に関する意識啓発
2021年7月~12月
・プランのプロジェクト担当チームは、コミュニティ集会、母親グループや若者グループなど様々なグループの定期的な会合で、教育、特に女の子の教育の重要性、3~6歳児および妊婦に必要な栄養と地元で調達できる食材、手洗い習慣と衛生行動全般、新型コロナウィルス感染症対策等について指導した。
・子どもたち向けに手洗いキャンペーンを実施。石けん500個を支給した。




子どもの教育や健康の重要性について熱心に聞く母親グループ


■現地の声
「以前はしらなかった手洗いのやりかたを教わって、今では食べる前にかならず手を洗うようにしています。手を洗うときには、AからZまでアルファベットを言うか、1から20まで数えるようにしています」 (ラクヒ・クマリ/5歳、女の子)

「幼稚園にプランのスタッフがきて、いろいろなゲームを教えてくれたので、お友だちといっしょに楽しく遊んでいます」 (アアシック/5歳、男の子)

「プロジェクトが始まってから私の娘の変化は顕著です。手洗いなど衛生面で注意を払うようになりましたし、幼稚園に通うのも毎日楽しみにするようになりました。プロジェクトへのご支援に心より感謝しております」 (クリシュナ/28歳、幼稚園児の母親)

「私の息子は幼稚園でゲームを通じた学習が導入されてから、以前よりも喜んで毎日通園するようになりました。プロジェクトへのご支援に心より感謝しております」 (ラリタ/30歳、幼稚園児の母親)


■今後の予定
・幼稚園教室(図書コーナー、衛生設備併設)の建設(継続)
・幼稚園教師への教授法研修(継続)
・早期教育に関する意識啓発(継続)


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